企業を読み解く

農業に関わる企業の決算や方針から、生産者に関係しそうなところを読み解きます。

企業を読み解く連載 第1回

ヤオコーは何で稼いでいる? 売上の3割が生鮮、粗利の4分の1が惣菜 ─ 決算資料から買い手の商売を読む

ヤオコーの売上は約6,100億円。惣菜は売上の15%ほどですが、粗利では約4分の1を生んでいます。商品の粗利と会社全体の経費はどちらも1,600億円台で、人件費は経費の半分を超えて増えています。ヤオコー単体の数字から、買い手が仕入れ値だけでなく、売れる量や売れ残り、店での手間まで見ていると考えられる理由を読み解きます。

〈2026年3月期の公表資料をもとにしたNouManの解釈〉

公開 2026年10月18日

企業を読み解く連載 第2回

客は増え、1回の買い物で買う点数は減る ─ ヤオコーの既存店の6年から、「値頃」と産地フェアを並べる理由を読む

ヤオコーの既存店では、1品あたりの平均の値段が5年続けて上がり、1回の買い物で買う点数は5年続けて減っています。5年を掛け合わせた目安で、一品単価は約18%上昇、点数は約6%減。その売り場で会社が、値頃の施策と並べて「産地フェア」などの集客の企画を打つ意味を、数字と方針から読み解きます。

〈2026年3月期の公表資料をもとにしたNouManの解釈〉

公開 2026年10月18日

企業を読み解く連載 第3回

ヤオコーの惣菜は売上の15%、粗利の26% ─ 仕入れの数字と「作って売る」方針から、材料になる作物を考える

ヤオコーの惣菜は、3年続けて売上の約15%、粗利の約26%を生んでいます。グループ全体(連結)の数字では、惣菜の売上100円あたりの仕入れは約49円で、ほかの部門の76〜81円より大幅に小さい。調理で価値を生む惣菜と、会社が掲げる「製造小売」の方針から、材料としての作物の価値を考えます。

〈2026年3月期の公表資料をもとにしたNouManの解釈〉

公開 2026年10月18日

企業を読み解く連載 第4回

ヤオコーの売上8.1%増のうち、出店の分はどれくらい? ─ 全店と既存店の差、首都圏への出店、「センター等」の投資

ヤオコーの売上は、この6年、既存店の伸びに毎年2〜5ポイントほど上乗せされる形で伸びてきました。2026年3月期は、客数×買上点数を目安にすると、売れた品の数の増加の多くが新しい店から来ていると読めます。7店のうち3店は東京都。2027年3月期の投資計画では「センター等」が2倍以上に増えます。

〈2026年3月期の公表資料をもとにしたNouManの解釈〉

公開 2026年10月18日